生きづらいぼくたちが生き抜くために
ひとつでも多くの知識を
知恵にできますように

「あるていどらくにいきたい」が叶った!ら、書くことが何もなくなっていたことに気付いたぞ!!

あるていどらくにいきたいと願う皆さんにあっては、ブログを書こうと思ったり、 ブログに書くネタが無いな〜 と思ったりすることがあるんじゃないでしょうか。

ぼくもまた、 書きたいことがまるでありません

さいきんは仕事で面白い体験もしていますし、発達障害の正式な(?)検査を受けたり診断を受けたりもしました。

それなのに、何も書く気がありません。何故なんでしょうか? そしてまた、ぼくたちはどうすればいいでしょうか?

生きづらさに頼ったブログは負けた

キングコングの西野さんが「コンプレックスに頼る人は負ける」という動画を出しています。


コンプレックスに頼る人は負ける-西野亮廣

この動画の要旨は コンプレックスって解消されるから、いつかなくなるよ というもので、本当にその通りだと思います。

「生きづらさ」は普遍だと思っていた

ぼくにとって「いきづらさ」は絶対普遍の固有感覚で、信頼のおけるものでした。

はじめて漠然としたいきづらさを感じたのは小学生の頃です。大人になるにつれてその感覚はいっそう強くなり、20代中盤まではいつもありました。

「あるていどらくにいきたい」というブログタイトルは、司法書士試験の受験生だったころに 自分にとって変わらないテーマをタイトルにしよう と思って名付けたものです。それまで何個もアカウントを作ってブログを書き、時が過ぎると削除していて、長く使えるアカウントが欲しかったからです。

「生きづらさ」はぜんぜん普遍ではなかった

現在、もうすぐ 32 歳のぼくは「生きづらさ」をあまり感じていません。

これにはいくつかの要因があり、ここで「こうだから」と説明しきるのは難しいです。努力もしたし、環境の変化もあったし、純粋な運もありました。個別の説明は別な機会に譲るとして、ここで大切なのは「生きづらさ」は自分にとって普遍のものではなく、昔ほど感じていないということです。

普遍のテーマとして設定したものが、実はぜんぜん普遍ではなかった。ここからなんとか方向転換が必要です。

生きづらさに頼らないブログを書こう

こうしてぼくは「あるていどらくにいきたい」という夢を叶えたのであった(完)

……フィクションとしてはこれが正しい姿なんでしょうけど、ぼくはいまもなお生き続けています。だからなにか、次に向かう必要があります。

「これで終わり?」感覚

ぼくは現在 31 歳で、結婚して妻と楽しい生活を送っており、仕事にもやりがいを感じています。

ASD傾向が強く、人間関係で誤解を与えることもありますが、ソーシャルスキルトレーニングと自己開示によって、破壊的な問題は抱えていません。

── で、これで終わり」なんでしょうか?

  • 17 歳のころからアカウントを転々としながら書いてきブログが、仕事と結婚によって幕を閉じる。
  • ブログはある種の「厨二病」であり、「昔は青かったなあ」と振り返るものである。

これは非常にまっとうな価値観だと思いますが、困惑もあります。

いまのぼくには書けないもの

とはいえ、いまのぼくには書けない(考えられない)ものがあります。

  • 大学生のころに書いた、衒学的な文章
  • オタクカルチャーに熱中していたころに書いた、キモい文章
  • 20代中盤に書いた、人生に絶望した文章

IT 業界で働くなかで、ぼくの文章と思考は矯正されました。

  • 平易で、構造的で、矛盾がなく、誤解を与えない文章
  • 実用的で、現実的な思考

自分のブログ観を、手持ちの材料をもとにアップデートする必要があります。

自分のなかに残っているもの

整理できていませんが、こんなことを思って生きています。

  • ひとと分かり合いたい
  • 寺子屋をやりたい
  • 自分の欲しかった居場所を作りたい
  • 読み書きソロバンを教えたい
  • IT教育業界に貢献したい
  • コミュニケーションの分断に貢献したい
  • 発達障害なひとびとに貢献したい
  • 「このように生きよう!」ではない別ななにかを示したい
  • 自閉的なこだわりを爆発させたい

生きづらくなくなってしまった人が、生きていく

いまの「オレ、何かやりたいんすよねー」というフワッとした状態から、言語化を進め、生きていきたいです。

このブログを読んでいるひとにも「生きづらい」「むかし生きづらかった」という人がいるんじゃないでしょうか?また、べつだん生きづらくもないけど、30 代になって人生が停滞している感じのする人もいると思います。

ぜひお気軽にお声がけください。

声をかけられたからといって何ができるわけでもありませんが、ゆるくお話できると嬉しいです🙏