あるていどらくにいきたいと願う皆さんにあっては、ブログを書こうと思ったり、 ブログに書くネタが無いな〜 と思ったりすることがあるんじゃないでしょうか。
ぼくもまた、 書きたいことがまるでありません 。
さいきんは仕事で面白い体験もしていますし、発達障害の正式な(?)検査を受けたり診断を受けたりもしました。
#WAIS #CAARS #CAADID の結果‼️
— ひろきppoi③ (@HrkPPOI2) 2019年11月29日
これはASDによく見られる傾向らしい👀
「動作性IQと処理速度も普通の範疇なのになぜぼくは困るの❓」とも聞いてみた👂
苦手な項目は得意な能力でカバーしたうえでの結果が出る。だから「いろいろ駆使してやっと普通」=「素ではもっとダメ」とのこと😯🔨 pic.twitter.com/bSH3UIuHGr
それなのに、何も書く気がありません。何故なんでしょうか? そしてまた、ぼくたちはどうすればいいでしょうか?
生きづらさに頼ったブログは負けた
キングコングの西野さんが「コンプレックスに頼る人は負ける」という動画を出しています。
この動画の要旨は コンプレックスって解消されるから、いつかなくなるよ というもので、本当にその通りだと思います。
「生きづらさ」は普遍だと思っていた
ぼくにとって「いきづらさ」は絶対普遍の固有感覚で、信頼のおけるものでした。
はじめて漠然としたいきづらさを感じたのは小学生の頃です。大人になるにつれてその感覚はいっそう強くなり、20代中盤まではいつもありました。
「あるていどらくにいきたい」というブログタイトルは、司法書士試験の受験生だったころに 自分にとって変わらないテーマをタイトルにしよう と思って名付けたものです。それまで何個もアカウントを作ってブログを書き、時が過ぎると削除していて、長く使えるアカウントが欲しかったからです。
「生きづらさ」はぜんぜん普遍ではなかった
現在、もうすぐ 32 歳のぼくは「生きづらさ」をあまり感じていません。
これにはいくつかの要因があり、ここで「こうだから」と説明しきるのは難しいです。努力もしたし、環境の変化もあったし、純粋な運もありました。個別の説明は別な機会に譲るとして、ここで大切なのは「生きづらさ」は自分にとって普遍のものではなく、昔ほど感じていないということです。
普遍のテーマとして設定したものが、実はぜんぜん普遍ではなかった。ここからなんとか方向転換が必要です。
生きづらさに頼らないブログを書こう
こうしてぼくは「あるていどらくにいきたい」という夢を叶えたのであった(完)
……フィクションとしてはこれが正しい姿なんでしょうけど、ぼくはいまもなお生き続けています。だからなにか、次に向かう必要があります。
「これで終わり?」感覚
ぼくは現在 31 歳で、結婚して妻と楽しい生活を送っており、仕事にもやりがいを感じています。
ASD傾向が強く、人間関係で誤解を与えることもありますが、ソーシャルスキルトレーニングと自己開示によって、破壊的な問題は抱えていません。
── で、これで終わり」なんでしょうか?
- 17 歳のころからアカウントを転々としながら書いてきブログが、仕事と結婚によって幕を閉じる。
- ブログはある種の「厨二病」であり、「昔は青かったなあ」と振り返るものである。
これは非常にまっとうな価値観だと思いますが、困惑もあります。
いまのぼくには書けないもの
とはいえ、いまのぼくには書けない(考えられない)ものがあります。
- 大学生のころに書いた、衒学的な文章
- オタクカルチャーに熱中していたころに書いた、キモい文章
- 20代中盤に書いた、人生に絶望した文章
IT 業界で働くなかで、ぼくの文章と思考は矯正されました。
- 平易で、構造的で、矛盾がなく、誤解を与えない文章
- 実用的で、現実的な思考
自分のブログ観を、手持ちの材料をもとにアップデートする必要があります。
自分のなかに残っているもの
整理できていませんが、こんなことを思って生きています。
- ひとと分かり合いたい
- 寺子屋をやりたい
- 自分の欲しかった居場所を作りたい
- 読み書きソロバンを教えたい
- IT教育業界に貢献したい
- コミュニケーションの分断に貢献したい
- 発達障害なひとびとに貢献したい
- 「このように生きよう!」ではない別ななにかを示したい
- 自閉的なこだわりを爆発させたい
生きづらくなくなってしまった人が、生きていく
いまの「オレ、何かやりたいんすよねー」というフワッとした状態から、言語化を進め、生きていきたいです。
このブログを読んでいるひとにも「生きづらい」「むかし生きづらかった」という人がいるんじゃないでしょうか?また、べつだん生きづらくもないけど、30 代になって人生が停滞している感じのする人もいると思います。
ぜひお気軽にお声がけください。
声をかけられたからといって何ができるわけでもありませんが、ゆるくお話できると嬉しいです🙏
この半年くらい、かなり真面目に「自分のやりたいこと」を見つめたんだけど、
— ひろきppoi③ (@HrkPPOI2) 2019年11月22日
結局「人に話を聞いて『なるほど〜』と言ってもらいたい」だけがぼくの願いで、あとは本当に何でもいいと思っているような気がしている🧐💦
あと一歩掘り下げればもう迷わないところまで来てる、だけど今は迷ってしまう💦